最近、人工知能や医療技術やナノテクノロジーの進歩が目覚ましい。調べなくてもネットをしている時に目に入る人も多くなってるのでないだろうか。
もしかしたら「技術的特異点」、「2045年問題」という言葉を見かけた人もいるのではないだろうか。実際のところテクノロジーはどのレベルまで進んでいるのだろうか。そして、我々の生活にどう関わってくるのだろうか。10数年後には実現される可能性が高いと言われる技術とその応用の例を今回は紹介したい。
その応用とは医療だ。今話題になってる大隅先生がオートファジーの研究でノーベル生理学賞をとって話題になっている。一方で「分子マシンの開発」で海外の研究者がノーベル化学賞を受賞している。この分子マシンとはミクロまたはナノサイズ(赤血球並みのサイズ)の機械の事だ。ではこの小さなマシンがどの様に医療に応用されるのだろうか?それは人工赤血球及び人工白血球だ。
そもそも、赤血球と白血球の役割はどのようなものかというと、赤血球は体に酸素を供給する働きをしている。白血球は体内の細菌やウイルスと戦う役割を担っている。そこで医者や研究者たちは我々の身体に既にあるそれよりも、より効率よく酸素を供給し、よりウイルスとの戦いに強いそこで人工赤血球及び人工白血球で代替しようという開発及びプロジェクトを考えているのだ。
下記のURLは少し古い動画になるが、TEDの演壇に立っているレイ・カーツワイル氏は現在Googleで勤務していて人工知能開発の指揮をとっている。
https://www.ted.com/talks/ray_kurzweil_on_how_technology_will_transform_us?language=ja#t-1004452